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シュトロムシーフォーク

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世界連合ができる前、海軍のユニオン《シュトロムシーフォーク》は
他のユニオンを襲撃し、領土を略奪を行う侵略国家であった。


1万人は乗れるであろう巨大な戦艦とその他数百の中・小型艇や潜水艦を引き連れ
海に面したユニオンを中心に海上からの砲撃や白兵戦で侵略を繰り返した。
《シュトロムシーフォーク》の圧倒的な軍事力を誇るとともに
徹底的に訓練された海兵たちの戦闘技術もかなり高い。
海兵たちは戦闘で使う剣・銃・槍の技術とともに戦闘用の水魔法を徹底的に叩き込まれた。
水魔法は《シュトロムシーフォーク》において基本的な技であり、
空間や身体の一部に魔法陣を生成して水を放出したり、
水に魔力を流し込んで手足のように動かしたりできる。


圧倒的な戦闘力をもって十近くのユニオンを侵略したが、
150年前に世界連合ができてからは拠点を陸に移し、軍人が統治する巨大都市となった。

《シュトロムシーフォーク》の象徴であった巨大戦艦は
陸に揚げ二度と出航できないようにした。今では都市の統治を行う軍人たちの本拠地となっている。


侵略を行わなくなった《シュトロムシーフォーク》は、漁業を発展させ
取れた海産物を世界中に輸出できる貿易ルートを完成させた。
また、今でも軍事活動は続いているが侵略は行わず
海上の治安維持活動や世界的行事の警備などを行っている。
今の平和な海があるのは《シュトロムシーフォーク》のおかげなのだ。

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